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富士市の一棟貸切宿「かんさんのお宿」の写真撮影|外国人ゲストに日本らしさと過ごしやすさが伝わる予約サイトへ

富士市の一棟貸切宿「かんさんのお宿」の写真撮影|外国人ゲストに日本らしさと過ごしやすさが伝わる予約サイトへ

外国人ゲストが多い一棟貸切宿の魅力が伝わるよう、日本らしい細部と光の取り入れ方にこだわり、丸1日かけて施設を撮影しました。

「ここでどんな時間を過ごせるだろう?」

宿泊予約サイトに並ぶ数多くの宿。その中からゲストに選んでもらうためには、ただ「きれいな部屋」を見せるだけでなく、「ここでどんな時間を過ごせるだろう」と想像してもらうことが大切です。

今回は、静岡県富士市にある富士山ビューが自慢の一棟貸切宿「かんさんのお宿」様の写真撮影を担当しました。外観から内観まで丸1日かけて撮影し、Booking.comをはじめとする予約サイトで使用する写真を納品させていただきました。

この記事では、すでに写真が掲載されている状態から「なぜ再撮影したのか」という目的の整理をはじめ、プロに撮影した場合の効果、そして撮影後にAIをどのように活用したのかを順にご紹介します。施設の魅力を写真でどう伝えるか迷っている方のヒントになれば幸いです。

お客さまについて

「かんさんのお宿」様は、静岡県富士市伝法にある一棟貸切型の宿泊施設(バケーションレンタル)です。雄大な富士山の眺めを楽しめる空間を、1組のゲストだけで丸ごと借りて滞在できるのが大きな魅力で、外国人ゲストのご利用が多いことも特徴です。運営は

以前、富士山吉原ロータリークラブ様のイベントの様子を撮影させて頂いた際、その場にいらした「かんさんのお宿様」から直接ご相談をいただきました。

かんさんのお宿 様 (予約サイト)
https://www.booking.com/Share-1Y1zhp
駿広産業株式会社 様
https://sunko-sangyo.jp/

課題

ご相談いただいた時点で、Booking.comなどの予約サイトに、すでに施設の写真を掲載されていました。

しかし、その中にはスマートフォンなどで手軽に撮られたと思われる写真も含まれており、施設の持つ本来のポテンシャルが画面越しに伝わりきっていない状態でした。

一棟貸切の宿は、ホテルと違って「どんな空間を自分たちだけで使えるのか」がゲストの安心感に直結します。泊まる前に現地を見ることができないからこそ、写真から空間の広さや空気感が伝わることが重要です。

また、外国人ゲストが多く訪れる宿として、日本の宿ならではの風情や細やかなおもてなしを、言葉の壁を越えて「写真だけで」どこまで伝えきれるかが、今回の大きなテーマでした。

課題解決へのアプローチ

最初に「なぜ、新たに撮影するのか」を確認

予約サイトにすでに写真がある中で、あえて再撮影する理由を最初にヒアリングしました。その結果、「なんとなくきれいな写真」ではなく、「外国人観光客」や「家族連れ」のゲストに対して、この施設の魅力を最大限に伝えるという新たな目的が見えてきました。

また、今回の撮影は撮影箇所も多かったため、綿密に撮影スケジュールを組み、1日で撮影が完了するための準備をしっかりとして撮影に臨みました。

4つの魅力を軸にした写真構成をご提案

外国人ゲストやご家族連れの利用が多いことを踏まえ、次の4つのテーマが伝わる構図をご提案しました。

  1. 子ども連れの家族でも、安心して滞在できること

  2. 季節に応じて変わる設備があること

  3. 日本らしさを感じられる、細かなあしらい

  4. 豊富なアメニティが揃っていること

ゲストが「この部屋でくつろぐ自分たち」を想像し、滞在が楽しみになる写真をつくることを全体の目標に据えました。

撮影当日は絵コンテをもとに、光と細部を切り取る

当日は朝から現地入りし、事前に作成した「進行表」や「絵コンテ」に沿って撮影を進めました。

進行表とは
どの撮影に「何分かけるのか?」「何カット必要か?」「その画像はどこに使われるのか?」などを表にまとめたものです。

絵コンテとは
どの場面をどういう構図で撮るかをまとめた設計図です。基本的には、事前にお客様に共有し、納品時のイメージを事前に共有する目的でも使用します。

これらを事前に用意しておくことで、よりご満足いただけるお写真を納品することが可能になるだけではなく、翌日の準備をされているハウスキーパーの方の作業を邪魔することなく、スムーズに連携して撮影を進めることができました。

撮影で特にこだわったポイント

  • 光の取り入れ方
    暗い室内写真は、実際よりも狭く冷たい印象を与えてしまいます。朝や日中の自然光をどう室内に取り込むかを意識し、ゲストが「ここで迎える気持ちのいい朝」を想像できるよう、明るく開放的な空気感を演出しました。

  • 日本らしさに「寄る」視点
    風鈴やすだれ、障子、木製の手すりに施されたさりげない細工など、部屋の全体像だけでなく「細部」にカメラを向けることで、外国人ゲストに喜ばれる日本文化の風情を丁寧に切り取りました。

  • アメニティの整え方
    豊富なアメニティは宿のおもてなしの心です。撮影前に見栄えをきれいに整え、「大切に迎え入れられている」という安心感が伝わるように配慮しています。

撮影後の仕上げにAIを活用

撮影後は、自分たちで撮った実写をベースに、部分的な補正や変更にAIツールを活用しました。あくまでも画像の本体は我々が撮影した我々の著作物を使用し、AIでの補正は不要な要素の削除、点灯していないライトを点灯させる、天気の変更などを行い、安心してお客様の著作物として使用できる状態にしています。

これらの修正も、従来どおりPhotoshopなどのツールを使用すれば編集可能ですが、AIを活用することで工数を減らし、少しでもリーズナブルな価格設定でご案内できるよう努めています。

お客さまの反応

納品後、かんさんのお宿様からは「やっぱりプロは違うね!また次の宿ができたらよろしくね!」と嬉しいお言葉をいただき、仕上がりにとても喜んでいただけました。撮影した写真は、Booking.comなどのオンライン宿泊予約サイトでご活用いただいています。

担当の一言

今回の仕上げ工程では、写真の一部の補正にAIを活用しました。ここで大切なのは、「ゼロからAIで嘘のきれいな部屋を作る」のではなく、自分たちで撮影した実写を土台にしている点です。

実写には、その場所が持つ独自の空気感や、記録としての確かな価値があります。権利面にも配慮しながら、これまで手作業で行っていた細かなブラッシュアップをAIに任せることで、より効果的な写真作りが可能になります。

また、実際に「AIで作成した画像」への印象は、55.8%がネガティブな印象を抱く(※1)という調査結果もあるように、今現在は実際に撮影した画像の方がポジティブな印象を受けやすい状況です。


生成AI画像を商用利用の場合には「著作権侵害をしていないか」という点も考慮する必要がありますので、ベースとなる画像は、実際に撮影したものであるほど安心して使用することが可能です。

AIが普及した今だからこそ、実際に現地でシャッターを切る価値はさらに高まっていると感じています。 スマートフォンでもきれいな写真は撮れますが、専用のレンズを通して光を捉えた写真は、ぬくもりや奥行きの伝わり方が違います。

宿やお店を選ぶとき、ゲストが最初に目にするのは1枚の画像です。その写真が、言葉以上に場所の魅力を直感的に伝えてくれると信じています。

「今の写真で魅力を伝えきれていない」と感じたら、まずは目的の整理から

予約サイトやウェブサイトにすでに写真を掲載している場合でも、「もっと魅力を伝えられるはず」と感じている方は、ぜひ一度ウィスカーへご相談ください。

かんさんのお宿様のケースと同じように、まずは「誰に何を伝えたいのか」という目的の整理からご一緒に考えさせていただきます。

写真撮影だけでなく、ウェブ制作やAI活用の支援まで横断して対応可能です。撮った写真をどう活かしていくかも含め、現在の状況をお気軽にお聞かせください。

※1 出典 株式会社システムリサーチ「AI生成画像・動画」に関するアンケート調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000144334.html?utm_source=gemini

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